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ロタウイルスワクチンの接種を開始しました。
経口（口から飲む）の生ワクチンです。
倉敷市では任意接種となっております。

・ロタウイルス感染症とは
　重症化しやすい乳幼児の急性感染性胃腸炎で、ほとんどの子どもが5歳になるまでに1度は感染するとされています。日本での推計では毎年ほぼ120万人が発症しています。

・ワクチンの効果と安全性
　ロタウイルスによる嘔吐下痢症を防いだり、かかっても軽くして重症を減らすとされています。また結果として脳炎などの重い合併症も防ぎます。
　安全性は極めて高いとされ、世界保健機構（WHO）より2009年に子どもの最重要ワクチンの一つに指定されています。

・当院では下記の2種類を用意しております。現時点では2種類のワクチンで効果に大きな差はないと考えられています。いずれも事前に予約が必要となっております。その際にどちらかご指定下さい。

●ロタリックス（1価　2回接種）
　4週間隔で2回接種します。遅くとも生後14週6日（生後3か月半）までに1回目を受け、生後24週までに接種を完了します。生後24週以降は接種することができません。

●ロタテック（5価　3回接種）
　4週間隔で3回接種します。遅くとも生後14週6日（生後3か月半）までに1回目を受け、生後32週までに接種を完了します。生後32週以降は接種することができません。